ダスキンお掃除日記Blog
2015年11月01日
書院造りの基本
江戸幕府の大棟梁平内家の「匠明」という伝記に書院造りの基本的な配置図がある。この伝書は慶長13年(1608)とあるがその配置は当時一般的にお壊れていたの見てよい。門を入った正面に正殿である主殿あるいは広間と呼ばれる建物がある。このころは接客がもっとも重要な機能であり、接客用の建物を正殿とする。その奥に御成御殿という将軍などの貴賓を迎えるときの居間、神殿となる建物である。主人の居間用の建物は正殿の西北にあり、対面所、書院、御寝間がある。
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